閣議決定・国会上程と大統領
トンガ赤十字社 トリニダード・トバゴ赤十字社 チュニジア赤新月社
論調は中道左派で、労働党に近いとされる。全体的にはシオニズムに属しているが、一部の記事はパレスチナ側に立ったポスト・シオニストの観点もみられる。イスラエルの新聞社では、大衆紙の『イェディオト・アハロノト』、右派の『エルサレム・ポスト』と共に、英語オンライン版が発行されている。2003年の総選挙前に、アリエル・シャロン首相が、1999年のリクード党首選の際に、2人の息子を窓口に南アフリカの実業家から150万ドル相当の闇献金授受をスクープしたことでも知られる。パレスチナ問題では、ポスト・シオニストのギデオン・レヴィ(Gideon Levy)、アミーラ・ハス(Amira Hass)らがパレスチナ支援で健筆を揮っている。
様々な国から来た移民たちが持ち寄った楽器やリズムを組み合わせ発生した、古くはカントリーミュージックやジャズ、近年ではロックンロールやヒップホップなどの様々なジャンルの音楽の発祥地、本場として知られており、世界的に著名なアーティストを多数輩出している。また、これらの音楽と踊りを組み合わせたショーであるミュージカルの本場としても有名である。また、これらの音楽を楽しむためにレコードやジュークボックス、ドルビーやiPodなどの様々な音響機器、技術を生み出している他、MTVやクラシックチャンネルなどの音楽専用ケーブルテレビチャンネルも生み出すなど、音楽とその関連業種は現在においても大きな外貨獲得元となっている。ウォルト・ディズニーが創始したウォルト・ディズニー・カンパニーによる長編アニメーション映画が世界的に有名で、過去には世界のアニメーターの多くに影響を与えた。他にも、米国製テレビアニメーションザ・シンプソンズやファミリー・ガイ、サウスパークは日本でもテレビ放映されている。
シリアのアサドはサーダートに対して、シリアの窮状を救うために、シナイ半島西部からより内陸へ侵攻するように要請したが、サーダートはそれ以上侵攻するつもりは無かった。サーダートの目的はイスラエル占領ではなく、シナイ半島を返還すればイスラエルには手を出さないと世界に誇示することだったからである。シリアでの進軍を止めたイスラエル軍は、転じてシナイ半島でも攻勢をかけた。緒戦の教訓から歩兵との連携を強めて対戦車ミサイルへの対策を講じたイスラエル軍戦車部隊はシナイ半島西岸中央部で激戦を展開、エジプト軍が撃破された。スエズ運河中央部をイスラエル軍が10月16日に逆渡河し、運河ごしにエジプト軍の半数を包囲し、首都カイロへの進撃姿勢をみせた。ただし、ダマスカス同様に突入しなかった。アラブ主要国は重要な産油国でもあり、1971年から73年までの間にリビア、イラクといった産油国が次々に石油資源の国有化を発表していた。10月16日、これら以外の石油輸出国を含め、アラブ石油輸出国機構はイスラエルを支援している国(アメリカ合衆国とオランダ)に対する石油の輸出を禁止すること、アラブ非友好国への段階的石油供給削減を決定した。また、同時期、オイルメジャー代表と原油価格交渉を行っていたOPECのペルシャ湾岸産油国(非アラブ・ペルシャのイランを含む)は原油公示価格の大幅引き上げを一方的に決定した。長期にわたる先進諸国の高度成長による石油需給の引き締まりを背景に徐々に上昇していた原油価格は、これを契機に一機に高騰した。その後、OPECは加盟国の原油価格(公式販売価格)を総会で決定すると言う方式を定着させ、国家間カルテルに転じた。高騰した原油価格は、石油禁輸や供給削減という政策が停止した後も、高止まりし、世界経済にも深刻な影響を与えることとなった(オイルショック・石油危機・石油ショック)。しかし、それまで欧米のオイルメジャーが独占的に原油価格を操作してきた実情をみれば、自国の資源を自国で管理したいという資源ナショナリズムの高まりがもたらした結末であり、この事件をきっかけにして、原油価格と原油生産の管理権はメジャーからOPECへ移った。 すでに、1960年代後半から欧米で顕在化していたスタグフレーションは、石油危機によって、先進国全体に一挙に拡大、深化することとなった。 石油の国内生産が消費量の1%に満たず、中東石油依存度の高い日本においても影響は深刻で、重厚長大型重化学工業を中心に大打撃を受け、高度経済成長時代が終焉した。石油は燃料のようなエネルギー源のみならず、化学工業によって生産される多くの化学製品の原料でもあり、この意味でも原油(石油)価格の高騰、欠乏という事態は深刻であった。しかし、この事件によって遠く離れた中東での紛争が自国に無関係でないことを一般の日本人も自覚することとなった。 また、オイルショックを契機に、わが国では、鉄鋼業などの重厚長大型重化学工業(素材産業)から自動車、家電などの組立加工産業に基軸産業が移動し、トヨタ生産方式によって生産性を向上させたこれらの産業は世界を席巻することとなるのである。